皆様は怖い話はお好きでしょうか。
私は怪談・心霊が大好きで、空いた時間があったらYoutubeで怪談を聞いているくらい大好きです。
今日も私のおすすめの怪談師・城谷歩(しろたにわたる)さんの怪談を紹介していきたいと思います!
第16夜 『何かが違う・・・』あらすじ
不動産業に従事されて数十年、大ベテランの叶さんという方の体験談。
入社2年目の頃に事故物件を担当することになった。
夏のかんかん照りの午後のこと。
担当していた築数十年のアパートで、「におい」がすると連絡を受けた。
この「におい」というのは、いわゆる「死臭」のことだ。
部屋の前に行くとすでに「におい」は漏れ出していて、郵便物もそのまま。
呼び鈴を押してももちろん応答はなかった。
オーナーさんに言って扉を開けてもらうと、むせかえる嫌なにおいと共にハエの羽音が聞こえてくる。
「失礼します」と言いながら中に入っていく。
オーナーさんは早々に限界が来て部屋を出ていってしまい、1人で部屋を見回ることになってしまった。
12畳ほどの洋間で生活感のある散らかった部屋。
窓が開いているのか薄いカーテンが引かれていて薄ぼんやりと中が見える。
奥には和室が広がっていて1つ布団が敷いてあり、誰かが横たわっている。
「失礼します」と言って中を見ると、布団からはみ出した住人の足が見えた。
その住人の足はパンパンに膨れ上がって、緑ともなんとも言えない色をしている。
夏場だから傷むのが早いのだろう。
とにかく確認をしないと、と思い近づこうとすると。
「バチン」と停電が起き、辺りが真っ暗になってしまった。
「いやぁ、あれは怖かった!幽霊とかじゃないけどさ!亡くなった方には悪りぃけど遺体と2人だからな!すぐに戻ったけど外に出ちゃったわ」
と言いながら、叶さんや周りの人たちは笑っていた。
お気づきだろうか。
十分に怪奇現象である。
真夏の午後、窓が開いている部屋だ。
薄いカーテンが引かれているとはいえ、真っ暗になることはないのだ。
では「バチン」という音と共に叶さんの視界を遮ったのはなんだったのか。

簡単にあらすじを紹介いたしました!
まだまだ続きかありますので、ぜひ下のYouTubeのリンクから動画をご覧ください!
城谷歩さんとは

名前 | 城谷 歩(しろたに わたる) |
誕生日 | 1980年2月16日(44歳)※1月現在 |
血液型 | B型 |
出身地 | 北海道小樽市 |
身長 | 169cm |
体重 | 65kg |
- 1995年、15歳で舞台演劇活動を開始。
- 1998年、清水友陽主宰の清水企画(現・劇団清水企画)に入団。
- 2000年、自身が主宰する劇団深想逢嘘(うたたね)を旗揚げし、脚本・演出・出演。
- 2004年、TEAM-NACSの佐藤重幸(現・戸次重幸)らとともに演劇ユニット「ロックメン」を結成し、7月に旗揚げ公演「アルプス」を行う。
- 2010年、劇団深想逢嘘の「虚苑(コエン)」が、日本演出者協会が主催する若手演出家コンクール(第9回・2009年度)の全国ベスト4に入選。
- 2011年、劇団深想逢嘘の無期限活動休止を発表。
- 2012年1月29日、怪談ライブバー・スリラーナイト札幌すすきの本店にて怪談語り手としてデビューし、同年7月には怪談師として新たに活動を開始する。
- 2014年5月、スリラーナイト六本木店がオープンするのに合わせて上京し、移籍。
- 2018年1月、スリラーナイト六本木店を退店し独立、フリーランスプロの怪談師として活動を開始する。同月にはオーディオブックの通販サイト「でじじ」にて「実説城谷怪談」を配信・CD定期リリーススタートし、6月に自身のYouTubeチャンネル「城谷の世界城谷怪談」を開設、定期配信をスタートさせる。
- 2020年、自身初の全国ツアー「全国行脚 邂逅」を全国12都市で公演。
- 2021年2月、株式会社サン・オフィスとエージェント契約を結んだことを発表。
- 2022年9月1日、株式会社センテナリアへ正規所属したことを発表。
- 2023年、自身の誕生日である2月16日に新たなYouTubeチャンネル「聞いてすぐ城谷節怪談」を、さらに4月6日には「城谷歩のパタパタちゃんねる」を開設し、動画投稿をスタートさせる。
まとめ

今回は城谷歩さんの怪談、「何かが違う・・・」についてお話しさせていただきました。
いつもながらに情景が浮かぶような細かい描写。
引き込まれること間違い無しです!
ご本人は気付いていないけど、実は怪奇現象にあっていた、と言うお話。
新しい感じでゾクっとしました!
皆さまも知らず知らずのうちに経験していることがあるかも知れないですね。
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