最近よく耳にすることが多くなってきたこっちのけんとさんが歌う「はいよろこんで」。
こちらの歌ですが、昔流行った妖怪ウォッチの主題歌「ゲラゲラポーのうた」と曲調がよく似ていると噂されています。
今回は実際に二つを聴き比べてみたいと思います。
「はいよろこんで」を聞いてみよう!
- こっちのけんと
- 作詞:こっちのけんと
- 作曲:こっちのけんと&GRP
- 編曲:GRP(@GRP_beatz )
- リリース:2024年
作詞はこっちのけんとさん、作曲はこっちのけんとさん&GRPさんとのことです。
「祭り囃子でゲラゲラポー」ってどんな曲?
アニメ「妖怪ウォッチ」のオープニングとして使われていました!
- キング・クリームソーダ
- 作詞:motsu
- 作曲:菊谷知樹
- 編曲:菊谷知樹
- リリース:2014年10月29日
こちらは、作詞がキング・クリームソーダのmotsuさん。作曲と編曲が菊谷知樹さんでした。
二つを比べても、全く別の人が作詞作曲編曲を行なっていることがわかります。
どこが似てるの?
二つを聞き比べてみると、はいよろこんでのサビの部分「ギリギリダンス ギリギリダンス」と祭り囃子でゲラゲラポーの出だしと途中の合いの手の「ゲラゲラポー ゲラゲラポー」の部分だと思われます。
「ギリギリダンス」も「get it get it done」という意味が込められていますし、「ゲラゲラポー」も「get up get up all」の意味が込められているという説があります。
単調なメロディの部分が、同じガ行だからというのもありますが、楽譜を見てみると同じニ長調だということがわかります。
同じ曲調だと似てしまう可能性はありますが、楽譜で比べてみるとリズムやコードは全然違いますね!
また、作曲家の菅野由弘さんもこうおっしゃっていました。
誰もが歌えて、聞きやすく、覚えやすい名曲のメロディを司る「調性音楽」は、原則として7音音階です。12の長調、12の短調に転調可能ですが、基本は「7音」。これだけで、何通りのメロディが出来るでしょうか?何百、何千、何万、何億?いずれにしても、可能性はそう多くはありません。そして、たぶんですが、それらは既に出尽くしていると思われます。つまり、今から「全くどこにもなかった、何にも似ていないオリジナルのメロディ」を創ることは不可能なのです。従って、8小節のメロディが、寸分違わず全く同じであった場合はアウトですが、数カ所違う、3小節分くらい違う、といったものを「オリジナル」と認めているのが、現状です。
https://mond.how/topics/l2cz6o6zkgo5jom
とてもわかりやすい説明でした。納得です。
結論!どちらもオリジナル!
今回は似ていると噂の2曲について調べました!
曲を作るってとても難しそうです。すごい才能だなと思います。
同じ曲調でもリズムやコードでまた違った曲になるんですね!
調べてみると、実は自分の好きな曲がニ長調のものが多かった!とか、このコードで作られていることが多かった!とか新たな発見があったりするかもしれませんね!
コメント
コメント一覧 (2件)
前者はパクリにしか聞こえないですw
細かい分析ありがとうございます!
コメントありがとうございます!
もしかしてもっと深掘りすると他にも似ている曲が出てきたりするかもしれませんね!
音楽って奥深いです^^