城谷怪談|視聴者体験談『あと少し・・・』のあらすじ

皆様は怖い話はお好きでしょうか。

私は怪談・心霊が大好きで、空いた時間があったらYoutubeで怪談を聞いているくらい大好きです。

今日も私のおすすめの怪談師・城谷歩(しろたにわたる)さんの怪談を紹介していきたいと思います!

目次

第14夜 『あと少し・・・』あらすじ

30代女性の体験した話。

体験者さんは、ご両親と妹さんの4人住まいだった。

音のする木製の階段を上がってすぐの、地続きでふすまで区切られた部屋を、妹と自室と分けている。

この体験者さんは、ビデオショップのホラーコーナーの端から端まで何周もするくらいのホラー好きだ。

楽しみは仕事終わりにお気に入りのホラー映画を借りてきて、夜中に毛布を被りながら見るのが癒しだった。

しかし、隣の部屋にいる妹は、ホラーが大の苦手。

そのため、ホラー映画を見ていると、「やめてよ!」と言われてしまうのだ。

みる事はやめられないため、ある時体験者さんはヘッドホンを買うことにした。

せっかくだから周りの音がシャットアウトできるものを、と思い、大きめのヘッドホンを購入した。

しかし、それがまた重い。

長時間つけていると耳は蒸れるし、重いから首も肩も凝る。

できればヘッドホンをつけずに試聴したいものだと常々思っていた。

ある日妹が泊まりがけで遊んでくる日があった。

ここぞとばかりにホラーのDVDを借りてきて、夢中で1本見てしまった。

すると「ギシギシ」と階段を登る音がした。

時間はちょうど終電の時間。

妹は終電に間に合うと帰ってくる時があったため、今回も帰ってきたのだろうと思った。

足音の振動が自分の部屋を通り過ぎる音がして、「バタン」と隣の扉が閉まる音がした。

残念に思いながらヘッドホンを準備して続きを見始めようとした時。

背後でふすまが開いた気がした。

ふっと空気が流れる感じもする。

同時に「ボソボソ」と何かを言っている声がしてきた。

「妹が何か早々に文句を言っているに違いない。」そう思って、最初は無視をしていた。 

しかし、画面が暗くなったテレビの液晶越しに、ふすまを少し開け、顔を出してボソボソ話しかけているのが見える。 

見えちゃったら仕方がないと思い、返事をして振り向いたら、ふすまはぴたりと閉じられていた。

「無視してる間に諦めたかな」と思ってもう一度ヘッドホンをして画面を見ると、またボソボソと聞こえてきた。

背後ではまたふすまも開いている気がする。

またも振り向くとふすまは閉じられている。

なんなんだと思って、三度ヘッドホンを耳に当てがった瞬間、またボソボソと聞こえた。

今さっき振り向いて、ふすまはぴたりと閉じられていたはずだ。

これは何か違う気がする・・・そう思い映画の音量を小さくする。

やっぱり何か言っていた。

ではふすまを閉じたまま何か言っているのか?

テレビの音量を小さくしているのに何を話しているのかが聞き取れないのはなんかおかしい・・・

ヘッドホンを外して後ろを振り向こうとしたその時、目の端に何かが見えたので、テレビの方に向き直った。

すると、テレビの液晶の裏側のところから、年恰好が同じくらいの女の人こちらを覗いていた。

驚いてヘッドホンを完全に取ろうとすると、ヘッドホンから大きな音量でハッキリと「あと少し」と聞こえてきた。

驚いて叫ぶと、ボソボソと話す声も、女の人も跡形もなく消えていた。

隣の部屋の襖を開けてみると、もちろん妹はいなかった。

「あと少し」に含まれる言葉の意味は・・・。                                                                                                                                      

簡単にあらすじを紹介いたしました!

まだまだ続きかありますので、ぜひ下のYouTubeのリンクから動画をご覧ください!

城谷歩さんとは

株式会社センテナリア 城谷歩
名前城谷 歩(しろたに わたる)
誕生日1980年2月16日(44歳)※1月現在
血液型B型
出身地北海道小樽市
身長169cm
体重65kg
  • 1995年、15歳で舞台演劇活動を開始。
  • 1998年、清水友陽主宰の清水企画(現・劇団清水企画)に入団。
  • 2000年、自身が主宰する劇団深想逢嘘(うたたね)を旗揚げし、脚本・演出・出演。
  • 2004年、TEAM-NACSの佐藤重幸(現・戸次重幸)らとともに演劇ユニット「ロックメン」を結成し、7月に旗揚げ公演「アルプス」を行う。
  • 2010年、劇団深想逢嘘の「虚苑(コエン)」が、日本演出者協会が主催する若手演出家コンクール(第9回・2009年度)の全国ベスト4に入選。
  • 2011年、劇団深想逢嘘の無期限活動休止を発表。
  • 2012年1月29日、怪談ライブバー・スリラーナイト札幌すすきの本店にて怪談語り手としてデビューし、同年7月には怪談師として新たに活動を開始する。
  • 2014年5月、スリラーナイト六本木店がオープンするのに合わせて上京し、移籍。
  • 2018年1月、スリラーナイト六本木店を退店し独立、フリーランスプロの怪談師として活動を開始する。同月にはオーディオブックの通販サイト「でじじ」にて「実説城谷怪談」を配信・CD定期リリーススタートし、6月に自身のYouTubeチャンネル「城谷の世界城谷怪談」を開設、定期配信をスタートさせる。
  • 2020年、自身初の全国ツアー「全国行脚 邂逅」を全国12都市で公演。
  • 2021年2月、株式会社サン・オフィスとエージェント契約を結んだことを発表。
  • 2022年9月1日、株式会社センテナリアへ正規所属したことを発表。
  • 2023年、自身の誕生日である2月16日に新たなYouTubeチャンネル「聞いてすぐ城谷節怪談」を、さらに4月6日には「城谷歩のパタパタちゃんねる」を開設し、動画投稿をスタートさせる。

まとめ

今回は城谷歩さんの怪談、「もう少し・・・」についてお話しさせていただきました。

いつもながらに情景が浮かぶような細かい描写。

引き込まれること間違い無しです!

今回のお話、私も怪談やホラーを常々見たり聞いたりしているので、身近に感じるお話でした。

お話だけでも怖かたのですが、動画の城谷さんの女性の姿もとても怖くて鳥肌ものです!

ぜひ見てみてくださいね!

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